女子レスラー、奇跡の“変顔”の瞬間よもやの“逆永田”現象に「白目」「鬼気迫る感じ」ファン興奮

【WWE】RAW（10月23日・日本時間24日／ダラス）

　腕を完璧に極められた女子レスラーが、絶望の淵で見せたよもや＆奇跡の変顔の瞬間がファンの間で話題を呼んでいる。

　10月23日（日本時間23日）に行われたWWE『RAW』で、NXT女子王者ベッキー・リンチがインディ・ハートウェルとの防衛戦を行った。試合はベッキーが得意のディスアーマー（腕固め）でタップを奪って勝利を収めたが、勝負が決する際にハートウェルが見せた一瞬の"顔芸"がプロレスファンの間で話題になった。

　試合序盤からハートウェルが積極的に攻めるも、ベッキーが上手くいなしながら気がつけば形勢逆転という展開。ベッキーが高速雪崩式ブレインバスターからアームバー、三角絞めと畳みかけると、ハートウェルも負けじと腕を引っこ抜いて変形パワーボムなどで抵抗する。

　最後は一瞬のスキをついた関節技で決着。ハートウェルの飛び込み際に、ベッキーはスルりと体を入れ替え得意のディスアーマー（腕固め）で完全ロック。ハートウェルは、苦しみながらも何とか耐えようとするも、悶絶の表情でマットを叩いてタップアウトした。

　この一連のシーン。ベッキーのディスアーマーが、白目を剥いて極める永田裕志にそっくりということもあり、ファンからは「白目」「白目はよ」と絶対にやらないリクエストが殺到。すると、奇跡的瞬間が。一瞬の白目を見せたのは、腕を極めたベッキーではなく、腕を極めらたハートウェル。苦悶の表情から目をカッと見開いてわずかながらに"白目"を剥いてみせた。

　最後は諦めのタップとなってしまったが、ギリギリまで耐えたハートウェルが魅せた気迫の“逆永田”現象。ほんの一瞬ながら奇跡的な展開にファンから「白目剥いて鬼気迫る感じは良かった」と称賛の言葉も寄せられた。

　『NXT』の大会「ハロウィン・ハボック」でライラ・ヴァルキュリアとのタイトル防衛戦など連戦が決まっているベッキーだが、前夜の試合でも横綱相撲。きっちり絶対王者として、NXT女子王座を防衛して見せた。（ABEMA／WWE『RAW』）