「ジャパンモビリティショー」にみるスタートアップ企業の「破壊的な技術革新」 “身の回りをロボットが走る日常”まで後何年?
【映像】まるでSF? “ロボットモード”にトランスフォーム(コックピットも)
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 4年ぶりの開催となった“車の祭典”「東京モーターショー」が、今年から自動車だけでなく幅広いモビリティの新技術を展示する「ジャパンモビリティショー」として生まれ変わった。

 ベンチャー企業「H2L」創業者で、人の動きの情報を取得し、ユーザーの様々な感覚を共有できる「ボディーシェアリング技術」を研究している、琉球大学工学部の玉城絵美教授は「ジャパンモビリティショー」の取り組みに期待を寄せた。

【映像】まるでSF? “ロボットモード”にトランスフォーム(コックピットも)

「スタートアップがこれだけ増えていることが嬉しい。先進的だったり、破壊的なイノベーションを起こすのが、スタートアップの得意なところだ。それが増えてきているということは、モビリティに関して破壊的な技術を産業導入していく動きが強まっているのだなと想像できる」

「ジャパンモビリティショー」にみるスタートアップ企業の「破壊的な技術革新」 “身の回りをロボットが走る日常”まで後何年?
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「スタートアップへの投資・増資ももちろんだが、スタートアップの技術が世の中の注目を集めていて、破壊的イノベーションを受け入れようとしている』という文化が形成されていることが素晴らしい。ワクワクすることを期待しているのだろう。(展示物も)ガンダムやパトレイバー、トランスフォーマーのようなSF要素がたくさん詰まっていて、開発していても楽しそうだ」

 こうした未来の技術が私たちの日常生活に入ってくるのは、いつなのだろうか?玉城氏によると、そのために必要なルール作りの動きも進み始めているという。

「まずは『アバターやロボットをどうやって安全に接続するのか』『生活に入り込んだ際にどうすれば安全に運用できるのか』などのガイドラインや国際標準化が必要になる。さらに日本でも今年から、私も関わっているルール策定やガイドライン策定を取り決めるSIPプロジェクト(戦略的イノベーション創造プログラム)が始まっている。恐らく2027年前後には“身の回りでロボットが走っている”というような日がくるのではないか」

(『ABEMAヒルズ』より)

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