【WWE】SMACKDOWN（10月27日・日本時間28日／ミルウォーキー）
前女子王者がリング復帰であえてファンに見せた“膝クラッシュ襲撃事件”。本人は“あの日”の怒りを噛み締め、長期欠場に追い込んだ“悪の女子レスラー”へ復讐を宣言した。
WWEのレギュラー放送『SMACKDOWN』で、前WWE女子王者のビアンカ・ブレアが登場。11月4日に開催される特番『クラウン・ジュエル』でイヨ・スカイが保持するWWE女子王座に挑戦すると発表された。2か月ぶりの復帰にビアンカは「休んでる間たった1つのことが頭の中で“何度も何度も何度も”鳴り響いていたわ」と念を押して映像を要求。大怪我の原因となったヒールユニット“ダメージCTRL”による襲撃事件の場面を振り返った。
ベイリーが背後から殴りかかり、イヨが機材ケースでビアンカを殴打。その後パイプ椅子でイヨがサンドイッチ・クラッシュしてとどめを刺し、ビアンカの悲鳴が鳴り響く背筋も凍るシーンだった。イスを振り抜いたイヨも「あれ？私やり過ぎちゃった？」というような若干心配そうな表情を覗かせるが、“ダメージCTRL”の卑劣なやり口にファンから改めて「ダメコンゆるさんぞー」「極悪同盟やんか」「ぎゃー」「イヨ悪い子」「足折れたね」と怒りの声が相次いだ。
一方、この痛い場面を噛みしめるように見つめたビアンカは口を尖らせて「まだ見るのが辛いわね」と口を開くと「私の心の中は、どうやって“ダメージCTRL”に復讐するかばかり考えていた」とリベンジを宣言。ビアンカは「今回だけは許せない。復讐心が私を毎朝立ち上がらせ、獣のようなトレーニングを可能にさせた」とイヨとのWWE女子王者戦を自らアナウンスし、さらに次週『SMACKDOWN』でベイリーとの対戦も要求。「“ダメージCTRL”の全員を始末してやるわ」と、ただならぬ怒りをリング上でぶちまけた。
この怒りのマイクパフォーマンスに、イヨは肩にかけた女子王座ベルトを見ながら表情を一変させ、不安気な様子を見せていた。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
