「大分・別府ひき逃げ事件」の警察の初動捜査について厳しい声が挙がっている。


【映像】「初動捜査は適切だった」大分県警がコメント
 
 2022年6月29日、大分県別府市の県道で男子大学生が乗った2台のバイクが赤信号で停車中、後方からやってきた軽乗用車に100キロ近いスピードで追突され1人が死亡した。
 車を運転していた八田與一容疑者(27)は現場から逃走、国道10号を渡った映像を最後にいまだ足取りは掴めていない。警察庁は今年9月に、道路交通法違反では全国で初となる「重要指名手配」に指定した。
 
 この事件をめぐっては、Tシャツなどの八田容疑者の遺留品の公開が、事件発生から1年後になるなど、警察の対応の遅さに不満の声があがっている。
 
 遺族は「ああいう証拠をなぜいま出したのか。被害者としては理解できないところもある。もっと早く出せば、もっと多くの目撃の方や証拠が出てきたかもしれない。そこは不思議な感覚。なぜいま?」と悔しさをにじませた。
 
 また、時事YouTuberのたかまつななは「遺留品についてはどうしても腑に落ちない。着ていた服というのが事件の数日後に見つかっていたのに、それを1年後に公開する。明らかに(八田容疑者を)見つける意思がないんじゃないか」とコメント。
 さらに「すぐに公開すれば『これを見ました』といった目撃情報が集まったかもしれない。それを1年後にやるというのは、私は初動捜査のミスじゃないかと思う」と厳しく指摘した。
 
 国際弁護士の清原博弁護士は「殺人事件だと思っていたら捜査の仕方はガラリと変わっていたはず」として「警察がひとつの教訓として、交通事故だと思い込んでマニュアル捜査をせずに『殺人かも』という視野を持って厳しめの捜査をやってほしい」と苦言を呈した。
 
(『ABEMA的ニュースショー』より)