【プレミアリーグ】ブライトン 1-1 フラム(日本時間10月29日/アメックス・スタジアム)
三笘薫がフィジカル面の成長を見せつけた。守備時の競り合いでフラムのFWハリー・ウィルソンを柔道の決め技のような形で押し倒す。このプレーはファウルにならなかったが、直後に主審がプレーを止めた場面で三笘はウィルソンを心配する様子を見せ、ファンも「三笘の格闘技」と興味津々だった。
ブライトンの1点でリードして迎えた61分、フラムのウィルソンがサイドから仕掛けた際、三笘がボール奪取を狙って身体を寄せた。2人はタイミング悪く正面でぶつかり合い、ウィルソンが手を出してユニホームを引っ張る中、日本代表FWが相手を押し倒すような形となった。
主審はこのプレーを一旦は流したが、ウィルソンが顔を抑えて起き上がれないことから中断。その際、三笘は心配してウェールズ代表MFに声を掛ける場面も見られた。これにはファンも「三笘の格闘技」、「三笘ボコしてて草」などと反応し、中には「気に掛ける三笘」などのコメントもあった。
結果的にはウィルソンを倒してしまう形となったが、三笘の守備意識の高さ、対応力、そしてフィジカルの強さは素晴らしかった。プレミアリーグ2年目を迎え、持ち前の攻撃力はもちろん守備力の進歩が見えたシーンだった。
(ABEMA/プレミアリーグ)