【ブンデスリーガ】バイエルン8-0ダルムシュタット(日本時間10月28日/アリアンツ・アレーナ)
この高速クイックネスはもはや回避不能だ。バイエルンのFWレロイ・ザネはボックス内でパスを受けると、右に左とキレキレの切り返しで相手DFを翻弄。そのまま左足で放った強烈なシュートでネットを揺らした。結果的にはオフサイド判定となってしまったが、魅惑のステップにファンが熱狂した。
スコアレスで迎えた前半終了間際の45分、ボックス手前でボールを受けたジャマル・ムシアラは、自身の斜め左前にいたレロイ・ザネの足元を狙ってパスを通した。
ボックス内でボールを受けたドイツ代表FWはワンタッチで完璧にコントロールすると、右に左とキレキレの切り返しを披露。対峙した相手DFを翻弄すると、左足でシュートを放ちゴールネットを揺らした。
先制点かと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入してオフサイドの判定に。ザネのゴラッソは未遂となってしまった。それでもABEMA視聴者からは「うんめー」「うますぎ」など、称賛の声が相次いでいた。
今季のザネはキャリア最高の状態と言っても過言ではない。今夏に加入した新エース、ハリー・ケインとともに前線をけん引しており、第9節終了時点で8ゴール・2アシストを記録している。この得点数は昨季とシャルケ時代に記録したキャリアハイの数字であり、自身初のブンデスリーガでの二桁ゴール達成が間近に迫っている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)