【日本シリーズ】阪神-オリックス(11月2日/阪神甲子園球場)
阪神の中野拓夢が日本シリーズでも超絶ファインプレーを見せ、先発の大竹耕太郎とチームを救った。
両チーム無得点で迎えた4回表、1死無走者の場面で、打席にはこの日からスタメンに復帰したラオウこと杉本裕太郎。杉本は初球のチェンジアップを右方向へ弾き返す。打球は一、二塁間を抜けるかと思われたが、セカンドの中野が回り込む。中野はアンツーカーの外野側で捕球すると、すぐさまファーストへ送球。杉本が足を負傷していたとはいえ、余裕のタイミングでアウトに仕留めてみせた。先発の大竹もマウンドから笑顔で中野を称える。
内野安打になってもおかしくない打球をアウトにしたことでABEMAの視聴者も大興奮。ABEMAのコメント欄も、「中野さま」「中野ファインプレー」「美しいプレー」「中野うま過ぎるw」「マジで大竹さんは守備に救われてるよ」「中野最高や!」「守備がうますぎる 去年の阪神とは大違い」と盛り上がった。
プロ入り後の中野はショートとしてプレーしており、昨シーズンもショートでベストナインを受賞していた。セカンドにコンバートされたのは岡田彰布監督就任後のこと。にもかかわらずシーズン中からチームを救う守備を再三に渡って見せてきた。岡田監督の掲げる「守り勝つ野球」に中野は欠かせない存在だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)