アーセナルは2日、10月のクラブ月間最優秀選手賞に日本代表DF冨安健洋が選出されたことを発表した。
同賞の受賞は、2021年9月以来2度目。同期間中に5試合に出場し、チームに大きく貢献した。
冨安は10月の公式戦5試合全てに出場。チャンピオンズリーグのランス戦、セビージャ戦ではフル出場、プレミアリーグの3試合は途中出場し、その間にアーセナルは3勝1分1敗の成績を残している。冨安とともにブカヨ・サカ、ガブリエウ・ジェズス、デクラン・ライスらもノミネートされていたが、ファン投票の結果、64%の票を集めてMVPに選ばれた。
冨安は10月8日に行われたプレミアリーグ第8節のマンチェスター・シティ戦で、ストライカーのようなポストプレーからマルティネッリのゴールの起点となり、1-0の勝利に大きく貢献。さらに10月28日に行われた第10節のシェフィールド・ユナイテッド戦でプレミアリーグ初ゴールをマークするなど、素晴らしい活躍を見せた。
クラブ公式サイトは「日本人DFは5試合で際立つ貢献をした。64%の投票率でグーナーたちに認められ、ライス、ジェズス、サカを抑えて選出された」と伝えている。さらに「トミは2021年9月以来の月間MVPであり、今季のプレミアリーグでの無敗キープと、折り返し時点でのチャンピオンズリーグのグループ首位浮上に貢献した彼の努力は十分に評価される」と、冨安の貢献度を高く評価した。
さらにクラブは期間中の冨安のスタッツについても言及。「シェフィールド・ユナイテッド戦では、試合終了間際に初めてネットを揺らして華々しい10月を締め括った。トミはゴールだけでなく、264分間のプレー中4回のインターセプトと12回のリカバリーも記録。8つのデュエルで勝利し、149本のパスを成功させ、ピッチで影響力のある選手であることを証明した」と攻守両面での貢献を伝えている。
冨安のMVP受賞を伝えたアーセナル公式Xには、アーセナルのファン・サポーターからもメッセージはが届いており「僕らのヒーロー・スーパートム!」「トミ、おめでとう!」「これは納得の選出だ!」「スーパー・スーパー・トム!」など賛辞が贈られている。
(ABEMA/プレミアリーグ)