【WWE】Crown Jewel（11月4日・日本時間5日／サウジアラビア）
女子王座戦で「いつもと違う」乱入者に会場騒然。思わぬ形で再登場した日本人女子レスラーの帰還が物議を醸し、驚きと予想外に歓迎する声があがった。
サウジアラビアで行われたWWEのプレミアム・ライブイベント（PLE）『クラウン・ジュエル』。王者イヨ・スカイとビアンカ・ブレアーのWWE女子王座戦は大荒れに。序盤は「ダメージCTRL討伐」を宣言し、復讐に燃えるビアンカとイヨが真っ向勝負の展開。しかし、ベイリーに気を取られたビアンカがペースを崩され、フォールも介入に阻止されフラストレーションが溜まる展開となった。
それでも孤軍奮闘のビアンカは、ベイリーに場外で必殺技『KOD』を放ち排除を狙うが、背後からもう一人の選手が歩み寄り妨害する。イヨの所属ユニット“ダメージCTRL”の3人目ダコタ・カイと思われたが、明らかに雰囲気が違う。
ビアンカは突然現れた謎の選手に呆然。そこへカウンターでバックブローを貰い前のめりでダウン。さらにフェンスに飛び乗りヒザで追撃すると、ビアンカはそのまま鉄柱へ直撃した。実況も「これダコタ・カイじゃありませんよ！」驚いた第4の女の正体は、カイリ・セイン。ファンも「可愛い娘がきたw」「え？」「誰このかわいい子」「マジでカイリかっけえな」と帰還を喜ぶ声多数。
カイリの不意打ちの裏拳と鉄柱攻撃が効いたビアンカは、リングに戻りイヨのムーンサルトを被弾してカウント3で敗戦。その後も敗れたビアンカにカイリは制裁を続け、最後は得意のトップロープからのエルボーで完全KO。
“ダメージCTRL”にカイリ加入か？ という空気のなか、リング下で不満気な表情を浮かべるリーダーのベイリー。強い絆で結ばれたヒールユニットにも不協和音が生じ始めたのか？ 今後の動向が気になる不穏なエンディングだった。
（ABEMA／WWE『Crown Jewel』）
