【ブンデスリーガ】ドルトムント0-4バイエルン(日本時間11月5日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
両軍の力の差が出た場面だった。中央でタメを作ったバイエルンがワイドに展開をすると、守備で後手を踏んだドルトムント守備陣の隙を突くことに成功。最後はFWコマンがGKとディフェンスラインの間に丁寧なグラウンダーのクロスを通し、エースのFWケインが押し込んでダメ押しのゴールを決めた。
バイエルンは2-0とリードして迎えた72分、中央のエリアでケインを介しながらボールをコントロールしていた。
ある程度、相手に中央での目線づけをすると、今度はワイドへ展開。バイエルンの幅を使った攻撃に後手を踏んだドルトムントは、右サイドからジャマル・ムシアラとキングスレイ・コマンのコンビに崩されると、最後はボールを受けたケインにGKとの1対1を冷静に沈められ、逆転が難しいダメ押しの3ゴール目を決められた。
ABEMAで解説を務めた水沼貴史氏は「右サイド、ここで待っていたかのようなタイミングで相手を食いつかせてワンツーしましたね」とコメント。いとも簡単にドルトムント守備陣を崩したバイエルンの右サイドからの攻撃を称賛していた。
ABEMA視聴者からも「綺麗すぎる」「あんな簡単に崩されたら終わりや」「守備ガチでざる」「3部に負けてドルトムントにボロ勝ちするバイエルンとは」と、両軍の差を感じる意見が多く寄せられた。
このゴールの後にも追加点を奪われたドルトムントは、結果的に0-4の完敗を喫することに。両軍は順位表では大きな差がないが、明確に実力の差が表れた試合だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)