【ブンデスリーガ】ドルトムント0-4バイエルン(日本時間11月04日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
穏やかな雰囲気も駆け引きの一つだったのかもしれない。試合が始まって間もない時間で得たCKのチャンスをバイエルンDFウパメカノが完璧なヘディングでものにしてみせた。その際、対戦相手であるDFシュロッターベックのニヤニヤする姿が映し出されただけに「どこから来た!?」と視聴者からは驚きの声があがった。
スコアレスで迎えた4分、バイエルンにコーナーキックのチャンスが訪れた。バイエルンDFダヨ・ウパメカノはドルトムントDFニコ・シュロッターベックにピッタリとマークにつかれていて、お互いニヤニヤとし穏やかな雰囲気だった。
レロイ・ザネがコーナーキックを蹴った瞬間、ウパメカノがスイッチを入れ一気に動き出した。一度ニアに飛び込むと見せかけ、ファーに逃げるといった素晴らしい動き出しでマークを外し、豪快なヘッドでボールを叩き込んだ。
ABEMAで解説を務めた水沼貴史氏は「完璧でしたね。ボールの質も良かったでしたし。ウパメカノはどうやって入ってきたんだろうというくらいにフリーになりましたね」とフランス代表DFの完璧な動き出しを絶賛していた。
この先制点を見た視聴者からも「まじかああ!」「はやすぎる」「どこから来た!?」など、うますぎてもはやどこから来たのか分からないという驚きの声が多く寄せられた。
ウパメカノは新たな相棒キム・ミンジェと共に鉄壁となっており、現在バイエルンはリーグ戦7失点とリーグで最小の数字を記録している。その上でセットプレーのターゲットとしても存在感を発揮しており、バイエルンの快進撃に大きく貢献している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)