【プレミアリーグ】ルートン・タウン 1-1 リヴァプール(日本時間11月6日/ケニルワース・ロード)
今シーズンからプレミアリーグに初昇格したルートン・タウンが11節のリヴァプール戦で、「ロストフの14秒」を彷彿とさせる見事な高速カウンターを完結。賞賛されている。
スコアレスで迎えた80分、ルートンはCKのピンチを迎える。トレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスをフィルジル・ファン・ダイクが頭で合わせるも、これをルートンの選手がブロック。その際に、リバプールの選手たちが一斉にハンドをアピールして動きが止まり、ルートンはその隙を見逃さなかった。
ペナルティーエリア外にこぼれたボールを拾ったのは、MFのロス・バークリー。イングランド代表歴を持つ経験豊富な男は、そのままハーフウェーライン付近までボールを運ぶと、右サイドを駆け上がった快足WBイッサ・カボレにパス。すぐさまカボレは中央にグラウンダーのクロスを入れると、最後は必死に駆け上がったタヒス・チョンが倒れ込みながら左足で押し込んだ。
この見事な先制ゴールに対してSNSでは、「ルートン・タウンのカウンターがすっっごい!!」、「お手本のようなカウンター」「めちゃくちゃ綺麗だったな」、「何回見てもすごい」など賞賛の声。さらに、「ロストフの14秒になんか似てたな」と、ロシア・ワールドカップで日本代表がベルギー代表に食らった「ロストフの14秒」も引き合いに出された。
今回のルートンの高速カウンターは、そのベルギー代表を上回る12秒で完結。百戦錬磨の選手が揃うリバプールでも防げない絶品のカウンターだった。
(ABEMA/プレミアリーグ)