2023年11月23日(木)さいたまスーパーアリーナ・コミュティアリーナで行われる『BreakingDown 10』オーディション動画の最新回が、7日に大会CEOである朝倉未来のYouTubeチャンネルで公開。バン仲村が、『BreakingDown』引退を懸けて、「ごぼうの党」党首の奥野卓志と対戦することが明らかになった。
8月に開催された『BreakingDown9』で、“喧嘩3000戦無敗”を豪語していた所沢のタイソンに勝利し、今回もオーディションに参加してきた奥野卓志。当初は、横に座っていた関西の地下格闘技界で知られ、「伝説の喧嘩師」の異名を持つアンディ南野に「この人とやりたいわ」と宣戦布告を受け、「お前に興味ないねん。ねちょねちょナメクジ野郎」と、取り付く島もない。
そんな中、「ちょっといいですか」と会話に入ってきたのが、いまや『BreakingDown』には欠かせないピースとなったバン仲村だ。バンは「奥野さん、俺とどうですか?」と、突然の逆指名。これには奥野も「バンさんとはやる理由がない。なんで俺なんですか?」と困惑した様子を見せる。
バンは、奥野の対戦相手に名乗り上げた理由として、「なんか俺、アンタに親和性を感じているんですよ。アンタの喋ることに言霊が乗っていて、華もあるし」「10っていうミレニアムな大会で、ただただ強さを証明しあってるだけじゃ物足りなくて」と、彼なりの言葉で説明していく。
さらに話題を呼びそうなのは、その“敗北の代償”だ。バンは「負けたらおべんちゃらでも引退騒ぎでもなく、本当に『BreakingDown』を去るよ」と“敗北即引退”を宣言。奥野もそれに対し「バンさんが引退かけるって言ってくれるんなら、自分も1000万積みますわ」と個人で賞金を用意することを明かした。
『BreakingDown』から人気者になったバン仲村がひな壇、ひいては大会から去るのか、それとも「近い将来メイウェザーとやりたい」とぶち上げる奥野が大金を払うことになるのか、『BreakingDown 10』での新たな注目カードが誕生した。