将棋の順位戦A級5回戦が11月8日に行われ、永瀬拓矢九段（31）と広瀬章人八段（36）が午前10時から対局を開始した。折り返し地点となる5回戦で勝利するのはどちらか。注目の一戦が始まった。
永瀬九段は2009年10月に四段昇段。竜王戦1組（1組：6期）、順位戦A級（A級：3期）。タイトルは王座4期と、叡王1期の計5期。一般棋戦では若手棋戦の新人王戦、加古川青流戦でそれぞれ1回ずつ優勝経験がある。今年度の通算成績は19勝12敗（勝率0.6129）で勝数ランキングは7位となっている。3期目のA級では2勝2敗で本局を迎えた。
広瀬八段は2005年4月に四段昇段。竜王戦2組（1組以上：4期）、順位戦A級（A級：10期）。タイトルは竜王、王位でそれぞれ1期の計2期。棋戦優勝は新人王戦で1回。前期は7勝2敗の成績を残し、初の名人挑戦を目指して藤井名人とプレーオフを戦ったが敗退。今期は開幕戦で白星を飾ったものの、以降黒星が重なり1勝3敗となっている。
両者の対戦成績は11局あり、永瀬九段の7勝4敗。折り返し地点となる5回戦を制し、白星を手にするのはどちらか。本局の持ち時間は各6時間で、先手は永瀬九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
