【WWE】RAW(11月6日・日本時間7日/ウィルクスバリ)
総勢14人で繰り広げられた壮絶な女子バトルロイヤルの最中、リング中央に仁王立ちし、表情も動きも一切変えない“無気力”女子レスラーが登場。最後は巨漢レスラー2人に場外へ豪快に投げ落とされたが、その際にみせた予想外のリアクションに“笑撃”が走り、ツッコミが殺到した。
11月6日(日本時間7日)に行われたWWE『RAW』で、絶対女王・リア・リプリーへの挑戦権をかけたトップコンテンダー14人による女子バトルロイヤルが勃発。その中に、リング上で“全く何もしない”ことで知られる「無気力女子」がなぜかエントリー。衝撃の「出オチエンド」に会場のファンの爆笑が響いた。
次々とスーパースターたちがド派手な入場シーンで盛り上がる中、いつの間にかリングの中央には、表情を一つ変えず、両腕をだらりと下げ、ボーっと仁王立ちするニッキーの姿が。
ゴングがなると13人が一斉に生き残りをかけた戦いをスタート。すると、リング中央で依然として脱力するニッキーの体は、リングの振動で小刻みに揺れ始めた。他の選手が激闘を繰り広げる中、誰も触れない“アンタッチャブル”な置物状態に「誰か構ってあげて」「みんな無視していて草」「誰か行けよ!」などと騒然。
そのとき、犬猿の仲であるナイア・ジャックスとラケル・ロドリゲスがリング中央で口論を開始。二人の巨漢女子にサンドイッチのように挟まれてしまったニッキーだが、それでも無表情のままだ。そんな状況に「これ、ひょっとしてニッキーが優勝するのでは?」と一部のファンがザワつき始める。
だが、そこまで甘くはない。口論中のナイアとラケルが「何かいるわね…」とゆっくりニッキーの顔を覗き込むと、二人が珍しく共闘。魂の抜けた人形のようなニッキーをリング下に目いっぱい放り投げた。
ロープを越えてリング下に激しく落下したニッキーは失格。かなりの衝撃だっただけに、ニッキーのリアクションにファンの注目が集まったが、ニッキーは間髪入れずに無表情のまま“スッと”立ち上がり、再び直立不動に…。これには実況のフナキも「表情が変わっていません!」と爆笑。“誰も気づかずバトルロイヤル優勝”に期待していたファンからは「何しに来たんだw」「何がしたいんだ」「何もないんかい」とツッコミが殺到。中には「スッと立った」「身体能力たけぇ」など、さり気ない身のこなしに注目する声も上がった。
その後も落ちた場所に立ち尽くすニッキーの姿がチラチラとカメラに映るたび、ファンはリング上の熱い戦いよりも「ニッキーを映せ」「ニッキーが見たい」「ニッキーどこ?」と気になってしょうがない様子だった。(ABEMA/WWE『RAW』)