新世代ガールズグループ「NEON-X(ネオンクロス)」のメンバーになることを夢見て、オーディションに挑んだ13歳の宮下瑚彩(こいろ)に、脱落という厳しい結果が突きつけられた。
オーディションドキュメンタリー番組『GIRLS HERO』#3が、11月8日(水)夜10時よりABEMAにて放送された。
『GIRLS HERO』とは
『GIRLS HERO』は、今年12月に幕張メッセで初開催される、新時代クロスカルチャー音楽フェス「X-CON(エックスコン)」でのデビューライブを目指す「NEON-X」候補生たちによる、オーディションドキュメンタリー番組。音楽、国境、ジャンル、次元のクロスオーバーを打ち出す“ハイパーガチャポップ”とガールズヒーローをコンセプトとした「NEON-X」の正式メンバーの座をかけて、少女たちが熾烈な試練に挑む。
#3時点での参加者は、井下珠里、平井桃伽、廣田あいか、宮下瑚彩、森湖己波、天翔天音。最終的に5人が選ばれ、「NEON-X」のメンバーとしてデビューを果たす。
夢破れた最年少候補生「努力が足りなかった」と涙
13歳とは思えない抜群のスタイルと美しく整った顔立ちに、SNSで絶賛の声が寄せられている宮下。歌、ダンスともに未経験でありながら、成長が期待され、候補生としての日々がスタートした。今回実施された即興ダンスバトルでは、リズムに乗って軽快な動きを披露。手で銃を撃つポーズをしたり、カメラにキュートな表情を向けたりし、自らの魅力を表現した。
しかし、その後行われた強化合宿で、宮下に残酷な展開が待っていた。「脱落する1名を発表させていただきます。宮下瑚彩」。プロデュースチーム代理人の今林久弥から名前を呼ばれると、宮下は目を見開き、自身に下された評価を静かに受け止めた。今林は「最年少での参加ということで、健闘していた」と宮下の努力を認めつつ、「現時点での歌唱力、ダンスの技量などを鑑みて、他の候補生との差が明確についてきた。現時点では他のメンバーの方が成長性が高いと判断した」と脱落理由を説明した。
レッスン室を退室した宮下は、涙ながらにインタビューに答え、「ダンスの覚えも一番遅かったし、一生懸命やってるんだなって思われなかったのかなって。自分の努力がまだまだ足りなかったのかなって思います」と反省を吐露。そして、切磋琢磨してきた仲間たちに感謝と別れを告げ、宮下の挑戦は幕を閉じたのだった。