三役力士のあっけない相撲に元若乃花が苦言「あれでは“ごっちゃんです”って感じですよ」
【映像】花田氏が苦言を呈した三役力士の取組

大相撲十一月場所>◇初日◇12日◇福岡・福岡国際センター

 前頭三枚目・高安(田子ノ浦)が、関脇・若元春(荒汐)を上手投げで下した一番。この取組を受け、ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏が、「あんな顎を上げて、差しにいっちゃったら、高安は“ごっちゃんです”って感じですよ」と若元春に対し指摘する一幕があった。

【映像】花田氏が苦言を呈した三役力士の取組

 立ち合い、組み合った両力士だったが、若元春はあっという間に高安に上手投げされ、土俵下に落下した。若元春の力無い相撲のVTRを見て、花田氏は「若元春、当たってないですよね。顎は上がっているし、左は差し切ってない。中途半端で右足も流れている。あれではね…こんだけ顎が上がっていて、高安も上手取ったら、“ごっちゃんです”ですよ」と改めて苦言を呈していた。

 もちろん、花田氏の指摘は若元春への期待の表れだろう。一人横綱の照ノ富士(伊勢ヶ濱)が初日から休場する中、1年納めの場所で若元春に主役級の活躍を期待する相撲ファンからは「若元春がんばって」などの声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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