<大相撲十一月場所>◇初日◇12日◇福岡・福岡国際センター
“あんこ型”など、恰幅のいい力士のイメージとはやや異なり、仕切り動作の際にちらりとのぞく鍛え上げられうっすらと“割れた”腹筋が気になる力士が登場。熱戦の興奮もさることながら、力士に抱くイメージとのギャップの大きさに「力士の腹筋が割れてる」など、一部ファンから驚きの声が上がった。
宇瑠寅(式秀)と獅子丸(田子ノ浦)の序ノ口筆頭同士の取組は、土俵際の投げの打ち合いを制した宇瑠寅がすくい投げで白星発進を決めた。勝負が決する際、宇瑠寅はギリギリまで耐えて頭から土俵に落下。館内が「おぉ!」とどよめいた。勝ち名乗りを受けるときには髷に土俵の土がたっぷりついており、熱戦を物語っていた。
幸先よく初日を出した宇瑠寅は、平成二十二年九月場所に初土俵を踏んだ34歳の苦労人。身長165.9センチ、体重60キロと小兵力士の中でも小柄だが、引き締まった体と素早い動き、鋭い攻めで注目を集めており、ファンの中には仕切り動作の際に見え隠れした宇瑠寅の腹筋に「ウルトラ腹筋割れてるw」など注目する人たちがいた。一方では「こんなに細かったっけ?」「筋肉落ちた?」などの声も聞かれた。
宇瑠寅の最高位は序二段三十八枚目だが、ここ3場所は負けが込んで現在は序ノ口筆頭に。幸先よいスタートを切っただけに、今年の三月場所以来となる白星先行に期待したい。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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