＜大相撲十一月場所＞◇二日目◇13日◇福岡・福岡国際センター
関脇・大栄翔（追手風）と前頭四枚目・豪ノ山（武隈）が突き押しの白熱した相撲を繰り広げた。同体取り直しの一番でも両者死力を尽くし、ファンも「素晴らしい相撲！」「二番続けて良い相撲すぎて泣く」と大盛り上がりの様子を見せていた。
押し相撲同士の一番、立ち合い低い姿勢で当たった豪ノ山。踏み込んで突っ張って前に出ると、大栄翔も突き返して応戦、激しい突き押しの応酬に。最後は両者滑るように同時に倒れ込んだ。軍配は大栄翔に上がったが物言いがつき、両者の体が落ちるのが同時と見て取り直しとなった。
取り直しの一番では、大栄翔がすかさず突っ張って前進。しかし負けじと前に出る豪ノ山も攻めていき、最後は土俵際で大栄翔が引き落としを決めて勝利した。勝った大栄翔は2勝目。敗れた豪ノ山は2敗目を喫した。
取り直し前の一番で白熱した相撲が繰り広げられると、ABEMAで解説を務めた元関脇の豊ノ島も「もう一番見たい。めちゃくちゃいい相撲だった」と興奮気味にコメント。取り直し後に大栄翔が勝ち星を挙げると、豊ノ島は「負けはしたけど、大栄翔に対して押し返す力、どんどん前に出たというのは、自信を持っていい」と敗れた豪ノ山の健闘も称えていた。
両者死力を尽くした一番に、ABEMAの視聴者からも「あっぱれ！」「素晴らしい相撲！」「すげえ押しのパワー」「強いし上手いしサイコーだよ」「二番続けて良い相撲すぎて泣く」「二番ともベストバウト」と興奮気味のコメントが相次いで寄せられた。
（ABEMA／大相撲チャンネル）
