【ブンデスリーガ】バイエルン4-2バイデンハイム(日本時間11月11日/アリアンツ・アレーナ)
バイエルンの無慈悲な崩しが阻まれた。自陣からのカウンターで相手守備陣を完璧に崩すと、最後はFWケインがゴール前にいたDFサールのシュートをお膳立てする完璧な落としを披露。あとは押し込むだけだったが、ハイデンハイムGKケヴィン・ミュラーが見事な反応で防ぎ、追加点を与えなかった。
バイエルンが1-0とリードして迎えた43分、GKマヌエル・ノイアーからキム・ミンジェ、ブナ・サールとダイレクトでパスが回ると、セルジュ・ニャブリのところで盤面をひっくり返して一気にカウンターで攻め込んだ。
最後はゴール前に上がったクロスをハリー・ケインが頭で落とし、左SBの位置から駆け上がったブナ・サールがシュートを放ったが、ハイデンハイムGKケヴィン・ミュラーが見事な反応でビッグセーブ。これにはシュートを止められた張本人もゴールを防いだ同選手と握手。相手を讃えるしかなかった。
今季でハイデンハイムの正GKとなってから8シーズン目を迎えたミュラーは、32歳にして初のブンデスリーガ挑戦となった。相手が絶対王者だろうが簡単にゴールを許すわけにはいかないと、ベテランGKの意地が見られた場面だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)