「でちゃう」「やばかった」と視聴者ドキドキ 取組より気になるベロンベロンの前まわし
【映像】前まわしがベロンベロンに垂れながらの取組

大相撲十一月場所>◇三日目◇14日◇福岡・福岡国際センター

 前頭十五枚目・美ノ海(木瀬)と前頭十七枚目・北の若(八角)の一番で、北の若の前まわしがべろりと垂れ下がるハプニングが発生。「でちゃう」「やばかった」とファンに緊張感が走る一幕があった。

【映像】前まわしがベロンベロンに垂れながらの取組

 立ち合い後、上手く前まわしを取って引きつけて出ていった美ノ海。一方、抱え込む北の若は下がりながら応戦。すると次第に北の若のまわしが伸びてしまい、前まわしがべろりと垂れ下がる危うい事態となった。まわしが完全に取れると「不浄負け」で反則負けとなるが、ほどけた前まわしだけが土俵についても負けにはならないため、そのまま取組は続行。最後は頭をつけて厳しい攻めを展開する美ノ海が寄り倒しを決めて勝利。美ノ海は2勝目を挙げ、敗れた北の若は1敗目を喫した。

 取組終了後、ABEMAで解説を務めた元前頭の豊山は「(美ノ海は)2日間とも前みつを取りに行っていたんですけど、今日もしっかり取れました。それを北の若さんが嫌ってしまった印象です」と分析。北の若については「差したほうがよかった。差して圧力をかけたほうが、まわしを取りにくる人間からしたら嫌だと思うので。後手後手に回ってしまいましたね」と指摘した。

 北の若のまわしが取れそうになるハプニングを受けて、ABEMAの視聴者も「あああ」「べろんべろんやんけ」「でちゃう」「危なかった」「やばかった」と緊迫ムードに。また、取組後には「こういう元気な相撲がいつまでも観たいですね」「愚直に攻めた カッコいい」と両者の健闘を称える声も相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)

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