【ブンデスリーガ】バイエルン4-2バイデンハイム(日本時間11月11日/アリアンツ・アレーナ)
1つのボールを巡る男たちの負けられない戦いが見られた。相手選手からボールを奪ったバイエルンMFニャブリだったが、タッチが大きくなってしまう。それに対してハイデンハイムMFトイヤーカウフがスライディングで飛び込むと、ニャブリも負けじとスライディングタックルを敢行。ダブルスライディングとなった勝負の行方はいかに。
スコアレスで迎えた6分、バイエルンMFニャブリはハイデンハイムMFヤン・シェップナーの足元からボールが離れた隙を狙い、マイボールにすることに成功している。
しかし、ボールを奪った直後のタッチが大きくなったところをノーマン・トイヤーカウフに狙われ、同選手はスライディングで再びハイデンハイムボールにしようと試みた。それに負けじとボールを失いかけたニャブリもスライディングを行い、1つのボールに2選手がダブルスライディングでアタック。結果はニャブリの足がトイヤーカウフの足に直撃する形となり、バイエルン側のファウルが取られた。
タックルを受けた36歳のベテランMFは悶絶した様子で、苦渋の表情を浮かべていたが、その後立ち上がりプレーを続行している。
結果的にはニャブリのファウルとなったが、両者ともに勝利を目指す上で強い気持ちが表れた場面だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)