【WWE】SMACKDOWN(11月10日・日本時間11日/コロンバス)
リングの内外で大荒れとなった試合後に衝撃の展開が待っていた。WWE殿堂入りのレジェンドレスラーを盟友が背後から急襲。一度は収まったかに見えたが、再度レジェンドをリングポストにぶつけ、最後は鉄階段に挟まれた足を攻撃するブチギレシーンに場内は騒然となった。
悲劇はWWEのレギュラー放送『SMACKDOWN』で起きた。ラテン系ユニット『LWO』のカリートが“筋肉魔人”ボビー・ラシュリーと対戦。試合は両レスラーの仲間が介入する荒れた展開となった。終盤、カリートの援護に『LWO』のサントス・エスコバーが登場。ラシュリーのセコンドを蹴散らしたが、一瞬の隙をつかれて敵の介入を許し、カリートは試合に敗れた。
問題のシーンは直後に発生。試合後も集団攻撃を受けるカリートを救出に入るかに見えたエスコバーだったが、静観を決め込み仲間を放置。見かねたレイ・ミステリオが登場してようやく敵方は退散していった。WWE殿堂入りのレジェンド・ミステリオは「何言ってるんだ 全員がファミリーだ!」とエスコバーを一喝。
発端は日本時間5日のUS王座戦だった。ローガン・ポールに敗戦してミステリオが王座を失った場面で、悪用された凶器をリング際に放置したエスコバーを問い詰めたのがカリートだった。この経緯からエスコバーは援護を拒否したが、ミステリオに叱責されてついに怒り爆発。「俺たちは長い付き合いじゃないか」「大好きなんだ お前は俺のヒーローだ」と、複雑な感情を見せつつもレジェンドを裏切り、悪質な攻撃を決行してしまった。
これにはファンからも「これは裏切りの予感w」などの声があがり、結末のシーンでは「反旗をひるがえした」「右脚骨折」「これで欠場に。。」などレジェンドの負傷に衝撃が広がっていた。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)