空気を入れると声がでる、不思議な模型がネット上で話題となっている。
青森県むつ科学技術館で撮影されたにこの動画(@R_Tachigawa)に登場するのは、人間の「声道」を模型として再現したという展示物。一見、自動車のマフラーの部品か何かのようにも見えるこの不思議な展示物、付属の「ふいご」状の装置から空気を送り込むことで、その管ごとに「あ」「い」「う」「え」「お」と、たしかに“発声”するから驚くばかり。なお、このこの『声道模型』を開発した荒井隆行さんによれば、発声の仕組みをわかりやすい形で伝えるためのデモンストレーションや、音響音声学の授業などに使うことを想定し、開発したのだという。
このなんとも不思議で学びのある装置に、動画を紹介した投稿の表示数は180万件以上を記録。また、ネット上の人々からは「こういう、音波的な見えないもんを 構造物の形状としてみせてくれるのは、ものすごく良い勉強になるね。オシロスコープとかよりも直感的。すごい。」「人間の言葉の音とただの音って何が違うのだろうと昔から不思議だった。やっぱり人も楽器だよね。」「これは声道模型って事やろな フォルマントの形成をしているだけなので声というより、声帯原音寄りでまだ「音」って感触 人間はこれに鼻腔などの共鳴空間があって、やっと声になるんだなって思った」といった様々な声が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)
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