【プレミアリーグ】リヴァプール3-0ブレントフォード(日本時間11月12日/アンフィールド)
その瞬間、他ならない遠藤航自身がヒヤリとしただろう。コントロールを誤ったボールを取り返そうとしたところ、相手選手と同じタイミングでスライディング。すると遠藤のスパイクが相手選手に入り、試合は一時中断となった。VARが介入したが、お咎めなしに終わっている。
そのシーンは54分。中盤でボールを受けた遠藤が前方に運ぼうとした場面で、タッチが大きくなりボールが体から離れてしまう。このボールに対して遠藤と、相手MFノアゴールが同タイミングでスライディングを敢行。すると遠藤の伸ばした足が、相手選手の膝に入り、ピッチで悶絶する事態となった。
後のこのシーンではVARが介入し、「レッドカードの可能性」を検証。しかしファウルではなかったとのことで退場とはならなかった。
しかしこの判定に対してイギリス内では物議を醸している。英紙『デイリー・メール』では「ワタル・エンドウがノアゴールへのタックルもレッドカードを免れファンが激怒 VARを非難」の見出しで報道している。
記事内では「両選手ともボールに向かっていたことを考えると、ジャッジは確かに難しかった」とする一方で「エンドウに警告すら出なかったことは意外だった。多くの人はこの行為によって退場すべきだったと主張している」と、退場処分が妥当だとの考えがあることを伝えた。
(ABEMA/プレミアリーグ)