感覚過敏の人に向けた静かな取り組みとして、商業施設などで「クワイエットアワー」、直訳すると「静かな時間」が、いま徐々に広がっている。
 
【映像】クワイエットアワーを実施する店内の様子
 
 いつもは買い物意欲をかき立てるアナウンスが流れるスーパーマーケットに、突如として静寂が訪れる。神奈川・相模原市のとあるスーパーでは、16時から1時間、BGMやアナウンスを流さないクワイエットアワーを設けている。店長が理由を語る。
 
「子どもが聴覚過敏で、なかなか外に出られない、買い物も行けない中で、こういう取り組みを知って、子どもと一緒に買い物できる楽しみができたと。意味のある取り組みだと思う」(スーパー「なかや」相模原大沼店・儀保裕店長)