日本代表不動のDFのシュートブロックに、世界中がざわついた。1年ぶりにドイツ代表と再戦した試合、冨安健洋はサネの抜け出しに超加速で追いつき、ピンチを救った。
【映像】場内騒然!冨安、爆速スライディングで吹っ飛ばした瞬間
2カ月前からどうしても聞きたかった質問を、番組スペシャルサポーターの影山優佳が現地で本人に聞いた。
9月10日に行われた日本代表vsドイツ代表は、日本がアウェイで4-1で勝利。FIFAワールドカップ2022で屈辱の敗戦を喫していたドイツからすればリベンジに燃えていたはずだが、日本はそれをさせなかった。それどころか、日本の強さを改めて世界中に知らしめる一戦となった。
日本が2-1とリードする44分、絶体絶命のピンチを迎えていた。だが、冨安が窮地を救ってみせた。レロイ・サネの抜け出しにいち早く反応し、冨安は自分がマークしていたカイ・ハヴァーツから離れ、カバーリングに猛ダッシュ。GKとの1対1へと持ち込まれながらも必死に足を伸ばし、スライディングでサネのシュートをブロックしたのだ。
11月12日の『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、冨安特集としてインタビュー映像が放送され、アーセナルの本拠地であるロンドンに足を運んだ影山優佳が本人を直撃。多くのファン・サポーターを沸かせた冨安のプレーについて互いに振り返った。
サネへのカバーへと切り替えたシーンについては「パスを出されて、(伊藤)洋輝も遅れていた」と解説。影山からマーク交換の判断基準を問われると、数秒考えたのち「感覚っすね」と照れ笑いを浮かべた。影山が目を丸くすると、「逆に、ハヴァーツにあそこまでついていなかったら、もっと早く止められたかもしれない」と、対応が後手になったことを吐露。それでも「1秒、2秒の世界なので特に洋輝とのコミュニケーションもなかった」と話し、研ぎ澄まされた対応能力の高さを示した。
(ABEMAスポーツタイム)