【プレミアリーグ】ブライトン1-1シェフィールド・ユナイテッド(日本時間11月12日/アメックス・スタジアム)
スタジアムが一段と盛り上がる瞬間だった。左サイドからボックス内に侵入した三笘薫が、縦に仕掛けて左足シュート。相手GKに止められたものの、後半開始から抜群の存在感を示す姿に鄭大世氏も「近距離スナイパーみたい」と絶賛した。
ブライトンが1-0とリードして迎えた61分、ややオープンな展開でセンターバックのアダム・ウェブスターからFWアンス・ファティに縦パスが入ると、スペイン代表FWは3人の相手選手を引きつけてから左ウイングの三笘薫へパスを出した。
ファティの囮となるプレーによってジェイデン・ボーグルとの1対1となった日本代表FWは、ボックス内で強引に縦へと仕掛けて左足でフィニッシュ。シェフィールド・ユナイテッドGKウェス・フォデリンガムの守備範囲に収まり、得点とはならなかったものの、三笘が存在感を示した瞬間だった。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「生き生きとしていますね」と、後半開始から入った効果を指摘。続けて「飛び道具なんですよ。近距離スナイパーみたいなものですから」と、三笘に預けたら何かをしてくれるワクワク感を武器に喩えて視聴者に伝えていた。
三笘のプレーを目撃したファンも「ほんとうめえよ」「角度がなかったけどナイスシュート!」「軽くちぎるね」「刃物感すげぇ」「飛び道具三笘」など、好意的な反応が多く寄せられた。
絶好機を活かすことはできなかったが、このプレーで会場のボルテージが一段と上がったことからも、サポーターの三笘への期待の大きさが感じ取れる場面だった。
(ABEMA/プレミアリーグ)