【WWE】SMACKDOWN（11月10日・日本時間11日／コロンバス）
現女子世界王者を取り巻く微妙な関係打破に、“謎の美女レスラー”が歩み寄り。5日前の大一番で王座戦に介入し、アメリカのリングを震撼させた日本人女子レスラーが、悪のユニットを率いるリーダーを懐柔。世紀のハグで最強軍団が完成するワンシーンに注目が集まった。
舞台はWWEのレギュラー放送『SMACKDOWN』のリングだった。5日前に特番『CROWN JEWEL』でイヨ・スカイをアシストするかたちで約3年ぶりに電撃復帰したカイリ・セインはリング上で、イヨが所属する軍団のリーダー、ベイリーに対して「“ダメージCTRL”のリーダーとして尊敬している」「そして、私は許すわ」と和解のハグを提案。ベイリーは「いやちょっと待ってよ。気まずいわ」と困惑したものの、イヨ、ダコタ・カイが両手を広げて促すと、リング中央で熱く抱擁し、まんざらでもない表情を見せた。
カイリは2020年にベイリーとの一戦を最後にWWEから姿を消しており、過去に激しく抗争した因縁があったが、これを水に流す形で和解が成立。現女子王者のイヨを含めた新たな最強女子ユニットが誕生した。
これにはファンからも「強引www」「ベイリーの顔ｗｗｗ」「確かに気まずいだろうｗ」「納得するんか」などさまざまな反響が寄せられたが、番組のエンディングで衝撃の裏切りを見せ、アスカが同ユニットに加入したことと合わせて、悪の最強女子ユニットの新しい方向性を示唆した象徴的ワンシーンとなった。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
