【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表5-0ミャンマー代表(11月16日/パナソニックスタジアム吹田)
【映像】鎌田大地、ど真ん中を切り裂く豪快ミドルシュート炸裂!
日本代表の新たなボランチコンビが躍動した。MF田中碧が2人の相手選手の間を通すパスで鎌田大地にボールを預けると、名門ラツィオ所属のMFはボックス手前から左足を一閃。相手GKがニアサイドに寄っていたことを見逃さず、ファーサイドにGKから逃げていく回転のミドルシュートを叩き込んだ。
日本代表が1-0でリードして迎えた27分、遠藤航や守田英正がベンチスタートとなったことでダブルボランチに抜擢された田中碧と鎌田大地の両選手が躍動する。
敵陣中央で谷口彰悟からボールを預かった田中は、相手のマークを外した鎌田を見つけると、2人の相手選手の間を通すパスを通した。最終ラインに6選手が並んだミャンマー代表のディフェンス陣だったが、FW上田綺世の動き出しを警戒したことで、誰もこの日本代表MFに対してプレッシャーを与えることができなかった。
バイタルエリアでシュートを打つ余裕があった鎌田が、利き足ではない左足を振り抜くと、GKから逃げていく回転のミドルシュートがゴールイン。フリーだったとはいえ、ボックス外からゴールを決めきる背番号8の抜群の攻撃センスが光った場面だった。
ABEMAで解説を務めた坪井慶介氏は「追加点が欲しいタイミングで、真ん中ついてくれないかなと思っていたらその通りにピッチの選手たちが動きましたね」と選手たちを絶賛。
ゲストの影山優佳さんは「うあああ!今真ん中通して欲しいって言ったら本当に通りましたね、嬉しかったです!」と大興奮の様子だった。
視聴者からは「ゴラッソ」「やっぱ鎌田上手いんだな」「逆足」「王様や」「俺らの鎌田」「突き刺した」などのコメントが寄せられ、改めて彼の技術の高さに感心していた。
日本代表はこの場面のように真ん中から崩したこともあれば、サイドからの攻撃も狙っていた。そのためミャンマー代表のディフェンス陣は、サムライブルーの攻撃のパターンが多いことから選択肢を絞ることができず、後手を踏む対応となっている。完全に日本代表が相手を上回った瞬間だった。
(ABEMA/サッカー日本代表)