【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表5-0ミャンマー代表(11月16日/パナソニックスタジアム吹田)
完全復活を裏付けるパフォーマンスだった。今季所属するモナコで調子を上げている南野拓実はミャンマー戦で2アシストの活躍を披露。ゴールに絡むだけでなく、メッシ級の高速カミソリドリブルでもスタジアムに集まったサポーターを魅了した。これには「さすがモナ王」とファンも興奮している。
日本代表が4-0とリードして迎えた64分、低い位置でボールを受けた南野は堂安律に縦パスを入れて攻撃のスイッチを入れた。
そこから堂安、上田綺世、南野とダイレクトの連係でボールが繋がると、最後は得意のドリブルで相手守備陣を切り裂きながらボックス内に進入して左足でシュートを放った。シュートを打ちそうで打たないフェイントを交えたドリブルは、今年8度目のバロンドールを受賞したリオネル・メッシを彷彿とさせる切れ味抜群のものだった。
これには視聴者も「途中までメッシ」「さすがモナ王」「カミソリドリブル」「めっちゃよかったのに」と反応。ゴールこそ決まらなかったが、南野のプレーに興奮している様子だった。
ABEMAで解説を務めた坪井慶介氏が「選手たちの距離感がすごくいいと思います」と伝えたように、南野のドリブルはもちろん、そこに至るまでの連係が見事に光っていた。このパスでの連係があるからこそ、よりドリブルが活きてくる。日本代表の攻撃パターンの豊富さを象徴するような場面だった。
(ABEMA/サッカー日本代表)