19日、YA-MANが主催する全試合オープンフィンガーグローブ（OFG）着用の立ち技格闘技イベント「FIGHT CLUB」が都内某所で開催。メインイベントで、YA-MAN（TARGET SHIBUYA）と朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）が対戦し、1R1分17秒でYA-MANが朝倉未来にKO勝利した。
【画像】朝倉未来が衝撃KO負け！「倒れ方えげつなかった」実況絶句の瞬間
普段、総合格闘技を主戦場としている朝倉にとって「キックボクシングデビュー戦」となった今回の試合。アウェーにも見える舞台だが、前日公開計量後の会見で「この試合が予定調和だとか、シナリオがあるとか意見が出ているみたいだけど、完全に真剣勝負。殺す気で行く」と、自信に満ち溢れた様子。
一方のYA-MANは、「（朝倉は）いつもしょっぱい試合をする。1分でKOしたら1000万とかどうですかね？本気で倒しに来ると思う。お金好きなんで」と要求。朝倉が「1000万は俺には安い。1000万ぐらい簡単に稼げちゃう。そんな変わらない」と軽くいなすなど、様々な伏線ができあがっていた。
そんな注目を集めた今回の一戦。ゴングが鳴ると同時にYA-MANが距離を詰めて得意な形に持っていく。朝倉もハイキックで距離をリセットし、ここからどう展開していくのかという矢先だった。
開始１分。再び距離を詰めたYA-MANが、朝倉の左フック打ち終わりに放った右ストレートが見事に顔面にヒット。朝倉は膝から崩れ落ち、一度目のダウン。10カウントぎりぎりで立ち上がったものの、もはや足取りが覚束ない朝倉に畳み掛けるYA-MAN。即座に試合が止められた。
衝撃的なKO勝ちを収めたYA-MANは、マイクを持ち「今回俺の土俵でやったんで、年末MMAとかどうすかね？いまの俺の打撃見たらすぐ終わると思うけど」「今日でたぶん俺の時代になると思うんで、これから楽しみにしてください」と興奮冷めやらぬ様子で語っていた。
