11月19日より順次放送中のアニメ「ONE PIECE」第1084話では、ロロノア・ゾロ(CV:中井和哉)が、霜月康イエとペドロの墓参りをした。原作にないアニメオリジナルの展開が、「すごくエモい」「ゾロの墓参りとか号泣」と話題を呼んでいる。
アニメ「ONE PIECE」は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の尾田栄一郎氏による人気漫画が原作。悪魔の実を食べて“ゴム人間”になってしまったモンキー・D・ルフィ(CV:田中真弓)が海賊王を目指すストーリーだ。劇場版アニメも多数制作されており、昨年上映された「ONE PIECE FILM RED」は全世界で興行収入319億円を達成した。
前回の第1083話では、ルフィが、「CROSS GUILD(クロスギルド)」の文字とともにバギーの人相書きが大きくあしらわれたチラシを見た。バギーの顔の下には、ジュラキュール・ミホークとクロコダイルの姿もあった。バギーが実力者たちと手を組んだことがわかり、ルフィは「なんだこれぇ!?」「あいつアホだぞ」と戸惑いを隠せずにいた。
バギーといえば、原作初期でルフィに倒されていたようなキャラクターだ。ネット上でも「バギーが率いてるの!?」「かなりの衝撃」「メンツが濃い」と驚く視聴者が相次いだ。原作と違いカラーで描かれたチラシにも「カラーリングしっかり派手なのいいな」「カラーで見るとなかなかのインパクト」といった声が寄せられていた。
最新話にあたる第1084話「旅立ちの時 ワノ国と麦わらの一味」では、ゾロが康イエとペドロの墓参りをするアニメオリジナルシーンが描かれた。ゾロは「まあやってくれ」と2人の墓に酒を供え、自分も一杯飲み始めた。
ゾロは“シモツキ村”の出身だ。原作者の尾田栄一郎氏は、かつて単行本の質問コーナー「SBS」で、シモツキ村を作ったのは霜月コウ三郎だと明かしていた。“霜月”にかかわりのあるゾロが康イエたちの墓参りをする展開が、「ゾロが康イエの墓を訪れてるのがすごくエモい」「オタクが求めてたやつ」「このアニオリめっちゃいいね……」「ゾロの墓参りのシーンとか号泣」「ペドロ、康イエが浮かばれる」とファンから絶賛されている。
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション