第1次南極観測隊に同行し、犬ぞり隊として活躍した15頭の犬たちは、訳あって南極の地に置き去りにされ、タロ、ジロと名付けられた2頭だけが奇跡的に生き延びた。この話は1983年公開の映画『南極物語』でも描かれ、広く知られているが、過酷な環境の中、なぜこの2頭は生存することができたのか。その答えを握る犬ぞりのリーダー犬・リキの知られざる実話に、ゲスト出演した阿川佐和子らが涙を流した。