佐野海舟が日本代表デビュー戦で確かな爪痕を残した。
追加招集を受けてわずか3日後にプレッシャーがかかるワールドカップ予選のピッチに立つと、持ち味である“攻撃的な守備”で光るプレーを見せ、元日本代表DFも唸らせた。
日本代表は16日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選の初戦でミャンマー代表と対戦した。負傷者続きのチームは、エースである三笘薫を筆頭に多くの選手が招集後に離脱。細谷真大や渡辺剛らと共に佐野も追加招集となった。
すると佐野は、ハーフタイムで鎌田と変わって代表デビュー。開始早々に持ち味である攻撃的な守備からボールを奪って日本の攻撃に繋げるなど要所で輝きを放った。
この試合でABEMA中継の解説を務めた坪井慶介氏が、試合後のミックスゾーンで佐野に取材。デビュー戦を振り返り「ボール奪取の部分が自分の一番の武器。ボール奪取能力は負けない気持ちしかない」と、手応えを語った。
11月19日の『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、坪井が佐野の凄さを力説。「ぜひ覚えていてほしい。守備範囲が広く、奪い取る能力も高い。マイボールにして前を向けるし、攻撃の一歩になれる。遠藤航選手に似ていて、若い頃のプレースタイル、守備の迫力が似ている」と、湘南ベルマーレ時代にチームメイトだった遠藤航を引き合いに出して賛辞を送った。
(ABEMAスポーツタイム)