<大相撲十一月場所>◇十三日目◇24日◇福岡・福岡国際センター
入門以来、ここまで全勝の序二段十五枚目・城間(尾上)が、序二段四十五枚目・肥後ノ海(木瀬)を押し出しで下してまた一つ白星を重ねた。城間は7勝全勝で序二段優勝に王手。ファンからは「元幕下吹っ飛ばした」「入門以来、まだ負けを知らない城間」と驚きの声が相次いで寄せられた。
沖縄県浦添市出身で日大相撲部を経て尾上部屋に入門した23歳の城間は180センチ、170キロの恵まれた体格の持ち主。令和5年(2023年)三月場所に初土俵を踏み、五月場所で序ノ口デビューを果たす予定だったが、前年の左膝手術の影響で全休。七月場所の前相撲で復帰すると2戦全勝で実力を示した。番付デビューは九月場所、序ノ口十八枚目で臨むと7番取って連戦連勝。無傷で序ノ口優勝を遂げていた。
序二段十五枚目と番付を上げた十一月場所でも勢いは止まらない。6番取って6連勝し、入門以来の自身の全勝記録を更新していた。幕下経験者の肥後ノ海と全勝同士の対決となった十三日目の取組では、立ち合い激しく当たると力強く前進。相手に何もさせず強烈な押し出しを決めて無傷の7勝目を挙げた。序の口デビューからは14取組で14連勝。一方、敗れた肥後ノ海は1敗目を喫した。
城間の圧倒的勝利にファンも大興奮。「つっよ」「元幕下吹っ飛ばした」「これは強かった」「さすがですな」「入門以来、まだ負けを知らない城間」と驚きの声が相次いだ。序二段では城間のほか、序二段六十一枚目・大凜山(荒汐)が7戦全勝。千秋楽にこの両者で序二段の優勝決定戦が行われる。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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