“緻密流”佐藤康光九段と“振り飛車党”藤井猛九段が 4強最後の1枠に入るのはどっちだ/将棋・達人戦 将棋佐藤康光 2023/11/24 22:55 拡大する 将棋の立川立飛杯達人戦準々決勝が11月24日に行われ、午後6時15分から佐藤康光九段(54)と藤井猛九段(53)の対局を開始した。これまでに行われた3局で、羽生善治九段(53)、森内俊之九段(53)、丸山忠久九段(53)が4強入りを決めている。準決勝最後の1枠に入るのはどちらか。振り駒の結果、先手は佐藤九段に決まった。【映像】佐藤九段VS藤井九段 注目の準々決勝 佐藤九段は1987年3月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:28期)、順位戦B級1組(A級以上:26期)。タイトルは永世称号を持つ棋聖の6期を含め計13期で、棋戦優勝も12回を誇る。序盤から発想力豊かな将棋を展開することで知られ、様々な異名を持っている。2017年2月から連盟会長職を担い、将棋界のトップとして達人戦を含む新棋戦の立ち上げや東西の新将棋会館建設事業のかじ取りを担ってきた。今年6月に大役を羽生善治九段(53)へと引き継ぎ、再びプレーヤーに専念。“初代・達人”の座を狙う。 続きを読む 関連記事