【ブンデスリーガ】ケルン0-1バイエルン(日本時間11月25日/ラインエネルギーシュタディオン)
バイエルンの新エースが止まらない。自陣からの高速カウンターを受けたケルンは、何とかゴール前でシュポ=モティングのシュートをクリアしたが、こぼれ球がバイエルンFWケインのもとに渡ってしまう。この決定機を冷静に沈め、相手守備陣の懸命な守備を無力化する無慈悲な一撃が決まった。
スコアレスで迎えた20分、自陣でバイエルンの右SBコンラート・ライマーが相手のパスをカットすると、一気にカウンターがスタートした。
自慢の縦に速い攻撃でエリック・マキシム・シュポ=モティングにボールが渡ると、最後は深い切り返しで相手DFをかわしてシュート。これをケルンDFユリアン・シャボーがゴールライン上でスーパークリアを披露するも、そのこぼれ球がハリー・ケインのもとに渡ってしまい、二度目の正直でバイエルンがゴールネットを揺らした。
ABEMAで解説を務めた福田正博氏は「点が取れる場所を理解していますよね」と、ブンデスリーガで得点ランキング1位を独走するエースの嗅覚を絶賛。
ABEMA視聴者は「来るんだよなーボールが」「ケインがいるんだよねー」「よく決めるねー」「持ってるな」と、こぼれ球を詰めることができる位置にいたケインに改めて感心している様子だった。
このゴールが早くも今季18ゴール目となったケインは、先述した通り、得点ランキング1位を独走している。彼一人よりもゴールを決めることができていないチームが、ブンデスリーガの半数を占めていることからも、その決定力が異常なことがわかるだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)