【プレミアリーグ】ブレントフォード 0-1 アーセナル(日本時間11月26日/ジーテック・コミュニティ・スタジアム)
マンチェスター・シティ対リヴァプールがドロー決着に終わった裏で、アーセナルはブレントフォードに1-0で辛くも勝利。第13節終了時点でプレミアリーグ首位に立った。
前節のバーンリー戦で、右サイドバックとして高いパフォーマンスを披露した冨安健洋は、代表ウィーク明けの今節も同じポジションで先発フル出場。73分には抜け出しそうになった相手FWのニール・モペイに対して上手く身体を入れて封じるなど、堅実な対応でクリーンシートに貢献した。その中で現地メディアは、日本代表DFに対してどのような評価を与えているのだろうか。
地元メディア『Football.London』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。冨安に対してはチーム1位タイとなる「7」が与えられている。
寸評では「右サイドバックとして、またしても堅実なプレーを見せた。ブレントフォードは彼のサイドを崩すことができず、彼のオーバーラップがブカヨ・サカにスペースを作ることもあった」と、攻守に渡って効果的だったと高い評価を受けている。確かに89分の決勝ゴールもサカからのクロスから生まれているが、中央でオーバーラップした冨安がしっかりフォローしていた。
また、地元メディア『Evening Standard』では、ゴール前でスーパークリアを披露したデクラン・ライスに次ぐ2位タイの「7」と評価した。「ベン・ホワイトに代わってピッチに立ち、好調を維持。ポゼッションの内外で堅実なプレーを見せた」と、こちらのメディアでも好印象だった。
最終ラインであれどこでも機能する冨安はこの試合で右サイドバック、そしてホワイトが途中投入されたアディショナルタイムには3バックの右に入って、見事な堅守を見せた。ここから週2試合ペースで年明けまでハードな日程が組まれていることもあり、堅実かつユーティリティな日本代表DFには様々なポジションでチャンスが巡ってきそうだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)