<大相撲十一月場所>◇千秋楽◇26日◇福岡・福岡国際センター
幕下力士の端正なルックス、鍛え抜かれた筋骨隆々な肉体美に「イケメン」「鍛えきった体」「目がキラキラしてる」と視聴者の注目が集まる一幕があり「上がったら絶対人気出そう」など今後に対する期待の声も寄せられた。
ファンの期待と注目を集めたのは、幕下二十枚目の宮城(二所ノ関)。令和三年五月場所に初土俵を踏んだ沖縄県名護市出身の24歳の力士だ。身長171.6センチ、体重108.1キロと力士の中では恵まれた体格とまでは言えないが、その鍛え抜かれた体。とくに見事に隆起した上腕から大胸筋にかけては、たしかな稽古のあとがうかがえる。
4勝2敗でこの日を迎えた宮城の相手は、令和四年三月場所に初土俵を踏んだ幕下二十五枚目の神崎(武隈)。身長189センチ、体重154.3キロと立派な体でここまで宮城と同じ4勝。ともに負けられない一番だ。
立ち合い正面から体をぶつけた両力士。しかし、リーチで上回る神崎がグイッと突き放すと、宮城は押し出されるように半時計周りに圧力を回避する。一度は離れるも、頭を低くして飛び込んだ宮城。対する神崎は宮城の両腕をしっかりと抱え、土俵際で豪快な投げを打った。神崎の体は飛び、土俵の外へ。一方、宮城は体を一回転させるように仰向けになると、土俵の下に転落した。
行司軍配は神崎。しかし物言いがつき、同体と判断され取り直しに。協議を待つ間、土俵の外で腰を下ろし、真っすぐに協議の模様を見守る宮城が映し出されると「目がキラキラしてる」「宮城イケメン」などの声が上がった。
二度目の立ち合いでは、激しく諸手で突いて出た神崎の圧力に弾かれた宮城。その後も神崎の突き押しで守勢に回ると、左足が蛇の目の砂を掃いて勝負あり。元小結・高見盛の東関親方の手が上がると、館内からは「あぁ」とため息が漏れた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?