<大相撲十一月場所>◇千秋楽◇26日◇福岡・福岡国際センター
大関・霧島(陸奥)が2度目となる賜盃を掲げ、2023年の大相撲は幕を閉じた。大関に昇進してから優勝するのはこれが初。前頭八枚目・熱海富士(伊勢ヶ濱)は、2場所連続で優勝争いを演じるも、苦杯をなめる結果となった。
一人横綱の照ノ富士(伊勢ヶ濱)が不在の中、大関のひとりである、霧島が結果を出した。新大関の名古屋場所は怪我で休場を余儀なくされて負け越し、秋場所はかど番を経験しただけに、喜びもひとしおだろう。千秋楽まで勢い抜群の幕内最年少力士・熱海富士とV争いをしていたが、霧島の出番の前に熱海富士が関脇・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)に敗れたため、土俵下で優勝が決まった。
優勝を決めて迎えた結びの一番では、大関・貴景勝(常盤山)に何もさせず、突き落としで下した。霧島は13勝2敗という成績だった。霧島は年間最多勝も獲得。
優勝インタビューでは観客から歓声が送られると、笑顔で応える姿が。年始の初場所が自身にとって初めての綱とり挑戦となるが、「いつも通りしっかり稽古して頑張ります」と意気込んだ。
なお、熱海富士は2場所連続2度目の敢闘賞が決定。ほか、琴ノ若と、前頭十四枚目・一山本(放駒)も受賞することとなった。殊勲賞・技能賞は該当者なし。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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