【ブンデスリーガ】ケルン0-1バイエルン(日本時間11月25日/ラインエネルギーシュタディオン)
バイエルンを率いるトーマス・トゥヘルのとある作戦が注目を集めている。インターナショナルマッチウィーク明けの一戦で、選手交代を行わずに勝ち切った戦い方にファンも驚きを隠せなかったようだ。
バイエルンは25日、ドイツ・ブンデスリーガ第12節でケルンとのアウェイゲームに臨んだ。数々の代表選手を抱えるバイエルンだけに、出場メンバーの構成が注目を集めたが、イングランド代表のケインを筆頭にドイツ代表のザネ、ゴレツカ、キミッヒ、韓国代表のキム・ミンジェら主力選手がスタメンに名を連ねた。
しかし試合は代表戦の影響が色濃く出る展開となり、バイエルンがボールポゼッションこそ高めるもゴールは遠く。最終的に前半20分に生まれたケインのゴールで1-0と辛くも勝利した。
この試合で最も驚きを与えたのが、トゥヘル監督の采配だ。主力選手たちを休ませることなく起用し、さらには5つある交代枠を1つも使わずに試合を終えた。
これにはABEMAの視聴者たちも「5枠もあるのに使わないなんて…」「交代枠使わんのか?」「流石に選手疲れているだろう」とコメント。なかには「試合の流れを変えたくないのか?」「もうCLはグループステージ抜けてるからそこで休ませるのかな」などトゥヘル監督の采配を読み取る声も上がった。
試合後、トゥヘル監督は選手起用について「今日は非常にタイトな試合だったし、ピッチは滑りやすい状況だった。試合を支配していたので、リズムを崩したくなかった。今日は自分自身と戦う試合だった」と説明。1-0の難しい展開で、試合のリズムを最優先に考えた采配だったようだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)