【プレミアリーグ】ブレントフォード 0-1 アーセナル(日本時間11月26日/ジーテック・コミュニティ・スタジアム)
冨安健洋が対人守備で持ち味を発揮した。ブレントフォードのFWニール・モペイの縦へのドリブル突破に対して、日本代表DFは並走しながらドリブルのコースを先読みし、タイミングよく身体をぶつけてシャットアウト。最後は押し倒される形でファウルを獲得して完全勝利を収めている。
スコアレスで迎えた74分、タッチライン際でアーセナルからボールを奪ったブレントフォードのFWモペイがそのまま縦にドリブル突破を図った。
対して右SBで先発出場していた冨安は並走しながら徐々に距離を詰めて、モペイが内側にドリブルのコースを取ろうとしたタイミングを先読みしてシャットアウト。ボールを自らの懐に入れると、最後は後ろから押し倒される形でファウルを獲得した。
ABEMA解説を務めた林陵平氏が「おお、強い」と感嘆したシーンには、視聴者も「さすが冨安」、「守備の安定感やばすぎる」、「スーパートムだ!」、「まさに冨圧」、「素晴らしい」などとコメント。安定感抜群の守備に賛辞の声を送った。
試合後の各メディアでのレーティングを見ても、冨安の評価はチーム1位、もしくは2位とかなり高いものだった。その要因となっているのが安定感抜群の守備対応であり、今節も安定した対応でブレントフォードの攻撃を見事に止めてクリーンシートに貢献。89分のカイ・ハヴァーツの劇的な決勝ゴールで勝利して首位に浮上したアーセナルにあって、その存在感は光っていた。
(ABEMA/プレミアリーグ)