【ブンデスリーガ】ケルン0-1バイエルン(日本時間11月25日/ラインエネルギーシュタディオン)
代表での失態を払拭するパフォーマンスだった。左サイドでボールを受けたバイエルンFWザネはヒールターンで相手選手を置き去りにすると、深い位置からのクロスを供給。最後はケルンDFヒューバースにギリギリのところでクリアをされたが、圧巻の個人技でビッグチャンスを演出した。
スコアレスで迎えた6分、左サイドのタッチライン際でパスを受けたバイエルンFWリロイ・ザネは、ヒールターンで背後から近づいてきたケルンの選手をかわして前に出た。そのまま自慢のスピードで左サイドを切り裂くと、最後はハリー・ケインを狙ってケルンDFユリアン・シャボーの股の下を通すクロスを通した。
このラストパスはティモ・ヒューバースにギリギリのところでクリアされたが、あわやオウンゴールという決定的なチャンスとなっている。
ザネの圧巻の個人技からの決定機演出に、ABEMA視聴者も「ザネうめぇ」「代表だと散々なのにバイエルンだと無双しとるな」と賞賛の声を送っていた。
11月の代表戦で2連敗を喫したドイツ代表だったが、そのうちのオーストリア戦ではザネが退場をしたことで苦しい戦いを余儀なくされていた。このパフォーマンスを受けてサポーターからは批判を浴びていたが、バイエルンでは好調ぶりを象徴するかのような圧巻のテクニックを披露。完全に切り替えてこの試合に臨むことができていたようだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)