【ブンデスリーガ】フライブルク1-1ダルムシュタット(日本時間11月25日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
流れるような美しいゴールだった。フライブルクは敵陣ボックス内でクリアボールを回収したDFラインハートからDFギンター、FWヘーラーへと絶妙なパスワークでボールが繋がり、試合を振り出しに戻す同点弾を記録。完璧な崩しからの一撃に、解説やファンは大絶賛だ。
フライブルクが0-1と追いかける展開で迎えた35分、セットプレーの流れから前線に上がっていたDFマティアス・ギンターがボックス内にクロスを入れると、そのこぼれ球を同じく上がっていたDFフィリップ・ラインハートが回収した。
このオーストリア代表DFの大外をギンターが駆け上がると、そこからダイレクトでパスが繋がり、最後はゴール前に詰めていたルーカス・ヘーラーがゴールに押し込んだ。
全てが完璧な崩しに、ABEMAで解説を務めた南雄太氏は「完璧なボールでしたね」と、ゴールまでの一連のパスワークを絶賛。ABEMA視聴者からも「うっま」「今のトラップうま」「綺麗な形」など賞賛の声が多数寄せられた。
この場面で得点に絡んだラインハートとギンターは本来CBの選手だが、まるで攻撃的な選手のような振舞いでゴールをお膳立てしてみせた。彼らのようなアイデアがあるDFがいることで、セットプレーのバリエーションも増える。チームとしては大きな武器となるだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)