【ブンデスリーガ】フライブルク1-1ダルムシュタット(日本時間11月25日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
堂安律の同僚が主審に呼び出される場面があった。フライブルクMFグルデとダルムシュタットMFシュタルケが空中で競り合った際に、前者の手が後者の側頭部あたりを直撃。シュタルケがピッチに倒れ込むほどのダメージを受けていたのを見た主審は、心配もせずにすぐにその場を離れたグルデを呼び戻し、注意を行った。
フライブルクが0-1と追いかける展開で迎えた33分、ダルムシュタットのクリアボールに対してマヌエル・グルデとティム・シュタルケの両選手が反応した。
両者は空中戦で競り合うも、グルデの腕がシュタルケの顔面に直撃。主審がファウルの判定を下すと、パンチを受けた同選手は顔を抑えながらピッチに倒れこんでしまった。
しばらく立ち上がることができずに両チームの選手たちから心配をされていたシュタルケだったが、意図的ではなかったとはいえ接触したグルデはすぐにその場を離れていた。そのため主審はフライブルクMFをジェスチャーを交えて呼び戻し、口頭で注意を行った。
警告を与えるわけでもなく、ピッチ上でのコミュニケーションの一環として言葉を交わしたサシャ・シュテーゲマン主審の判断は見事だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)