麻雀プロ団体の一つ、麻将連合の最高峰タイトル「将王」を決める決定戦の第3節が11月27日に行われ、三上龍玲が卓内トップを取り、トータルでも4位から2位に浮上した。
【動画】麻将連合からは小林剛が参戦しているプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
前半2節を終えて最下位の4位と出遅れた三上が、一気に息を吹き返した。昨年に続く決定戦進出で、今期こそ将王を狙う三上は1回戦から5万点オーバーのトップ。2回戦は木村和幸が9万点に迫る特大トップの中3着で耐えると、3回戦は忍田幸夫との競り合いを制して2度目のトップを取った。最終4回戦も序盤に築いたリードを守り切って、この日3勝目。4戦3トップの大活躍で74.6ポイントを稼ぐと、マイナスポイントもきれいに洗い流し、トータル2位まで浮上した。
会心の一日について三上は「今日の目標は首位との差を半分ぐらい縮めることだったのでそこはクリアできたと思います。細かいミスはありましたが全体的にいい戦いが出来たので最後4節目も頑張ります」と逆転での将王に強く意気込んでいた。
【試合結果】
1位 三上龍玲 ＋74.6
2位 木村和幸 ＋26.7
3位 忍田幸夫 ▲2.4
4位 むく大樹 ▲98.9
【トータル成績】
1位 忍田幸夫 ＋53.6
2位 三上龍玲 ＋21.5
3位 木村和幸 ＋0.8
4位 むく大樹 ▲75.9
◆麻将連合 通称μ（ミュー）。1997年設立。最高位戦代表（当時）だった井出洋介が設立。主なプロは忍田幸夫代表、井出洋介のほか小林剛、草場とも子らが所属している。主なタイトル戦は、将王、BIG1、M1。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
