上野樹里、7年ぶりの映画出演で林遣都と初共演「いいコンビになるのではと手応えを得ました」『隣人X -疑惑の彼女-』インタビュー 上野樹里,林遣都 2023/11/30 12:00 拡大する 上野樹里と林遣都が初共演した12月1日公開の映画『隣人X -疑惑の彼女-』。人間の姿をコピーして日常に紛れ込んだ惑星難民Xの疑惑をかけらる女性・柏木良子を上野樹里が、その良子をを追う記者・笹憲太郎を林遣都が演じる。世界的分断を生んだコロナ禍やSNSの発達など現代的ワードを寓話的に盛り込んだ本作に挑んだ2人に話を聞いた。【映像】上野樹里のすっぴんに絶賛の声「信じられないほど美しい」 長いキャリアを誇りながらも、意外なことに本作が初顔合わせ。しかも上野は映画『お父さんと伊藤さん』(2016年)以来7年となる映画主演だ。「撮影前のリハーサルでは雨の中で笹と手が触れ合うシーンを15回くらい何度も演じました。映画に出るのが7年ぶりということで、どうも私の表現の仕方が映画的ではないと(笑)。そこから長い話合いをしてしまって…。遣都君には迷惑をかけました」と恐縮する上野だが、林は芝居に対する上野のひた向きな姿勢に感動。「上野さんとの初対面はそのリハーサル時。本来はリハをやってみんなで顔合わせの食事というスケジュールでしたが、上野さんからは『優先順位は食事じゃない』という熱量を見せていただいて、リハを続けることが出来ました。僕もお芝居に対しては突き詰めたいと思うタイプなのですが、なかなかできることではないです。僕の理想のような姿勢を体現されている上野さんはとても魅力的で、作品に対する責任感の強さを感じました」とリスペクトしきりだ。 続きを読む 関連記事