【ブンデスリーガ】フライブルク1-1ダルムシュタット(日本時間11月25日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
膝蹴りが相手選手の腹にクリティカルヒットしてしまった。フライブルクMFエッゲシュタインはシュートを放とうと左足を振り抜いたが、その残り足がブロックに入ったダルムシュタットDFミュラーの腹部に直撃。思わぬ形でダウンしてしまった同選手は、あまりに痛みに苦悶の表情を浮かべた。
1-1で迎えた87分、敵陣内に押し込んでいたフライブルクが、追加点を狙おうとゴール前にロングボールを送った。
ミヒャエル・グレゴリッチュの頭での落しに反応したマクシミリアン・エッゲシュタインがゴールを狙って左足を振り抜くと、ダルムシュタット守備陣が身体を投げ出してブロック。ところが、エッゲシュタインが振り抜いた足の残りである膝がダルムシュタットDFヤニク・ミュラーの腹部を直撃してしまった。
思わぬ形で急所に膝蹴りを受けてしまった同選手はそのままピッチに倒れ込み、息苦しそうに悶絶していた。
この場面を見たABEMAで解説を務めた南雄太氏は「ああ…これは痛い。これは(ピッチ外に)出たくないですよね。単純にマイナス1枚になりますから」と、痛みに耐えながらも試合に出続けなければいけないミュラーの心理状況を分析していた。
南氏のコメント通り、ミュラーはピッチ外に出ることを拒否してプレーを続けた。チームのために犠牲を厭わない漢気を見せた瞬間だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)