【ブンデスリーガ】フランクフルト1-2シュトゥットガルト(日本時間11月26日/ドイチェ・バンク・パルク)
この試合でブンデスリーガ最多出場記録に並んだブリヒ主審に災難が訪れた。何と同じ試合で足首と膝を負傷し、ジャッジを続行することが不可能に。滅多に見ない主審の負傷交代が話題を呼んでいる。
18分、主審のフェッリックス・ブリヒのもとへ、敵陣でフランクフルトの選手が放ったパスが向かった。
そのままではパスの邪魔をしてしまう立ち位置だったためブリヒ主審は、咄嗟に両足を広げてジャンプし、パスをかわしてみせた。しかし、かなり無理な体勢で着地したため、足首を痛めてしまった。
すると32分にブリヒは走っている最中にまたもや足を痛めてしまう。たまらず救護班を呼び、ピッチ外での治療を行い、一度はピッチに戻ったが、最終的に後半からは第4審のパトリック・シュンペガースへと交代。試合後には十字靭帯断裂の診断を受けており、思わぬ大怪我を負ってしまった。
ブリヒにとってこの試合はブンデスリーガの審判として最多となる通算344試合目となる、記念すべき試合だった。しかしまさかの十字靭帯断裂という大怪我をしてしまう事態に。嬉しいはずの思い出が一瞬にして悪夢へと変わってしまった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)